ISO9001(品質)

品質の良い製品・サービスを提供し顧客満足度を向上

ISO9001とは国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムの規格。日本では、JIS(日本工業規格)の規格JIS Q 9001として制定されています。
ISO9001は、よりよい製品やサービスを提供するためのプロセスに重点を置いたマネジメントシステムです。製品にするためのプロセスをきちんと監視することにより、顧客満足度の高い製品が作られるという考えの元にシステムを構築します。

ISO9001取得をお勧めする業種

製造メーカー
土木・建設

製造・土木・建設・自動車メーカー 他

ISO9001取得のメリット

業務の明確化による生産性向上

ISO9001を認証取得するためには、1つ1つの業務の作業手順を明確にしなければいけません。その過程において、今まで気づかなかった問題点が明らかになってきます。また、作業手順を明確にすることは、ある業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からないという属人化の排除にもつながり、業務フローを標準化すれば、仕事の引き継ぎもスムーズになります。
このように無駄を省き属人化を防ぐことで、結果組織全体として生産性が向上します。

継続的な改善によるコスト削減

業務の流れが明確化されれば、フローの中で無駄な作業工程を見つけ出すことができます。作業工程を継続的に改善していくことで、生産性の向上と同時にコスト削減を実現します。

従業員の品質に対する意識向上

マネジメントシステムとしてのマニュアルを構築することで、全従業員の業務を均一化できるのも大きな利点です。従業員それぞれの役割や権限を明確にすることができるため、一人ひとりの目指すものもはっきりとし、結果として従業員の品質に対する意識向上、労働意欲向上にもつながります。
また従業員教育においても、担当者によりそれぞれ教え方が違うという問題もクリアになり、新入社員も安心して仕事に取り組むことができ教育期間の大幅短縮も可能です。

公共工事の入札で有利

ISO9001は製品の品質を保証するだけのものではなく仕事の過程・質を保証するものでもありあらゆる業種が対象です。特に建設業の場合ISO9001は公共工事の入札参加条件となる場合があり、それほど公共性が高く権威のある規格であると言えます。条件でないとしても公共工事の入札で有利なため特に多くの建設関係の企業様が取得されます。